首が痛い。首が向きづらい。首がひっかかる。
皆様こんにちは。
鎌ケ谷駅から徒歩5分のところにあります鎌ケ谷道野辺整骨院・鍼灸院で院長をしています。
千葉県鎌ケ谷市道野辺中央3-1-46
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今回のテーマは
筋肉を緩めるのではなく、筋肉に力を入れること‼︎
です。
さて今回のお話は65歳男性が左の首がずっとツラい。痛い。自転車や車で方向を確認をする際に首を動かすとつらい。という症状で来院された時のお話をします。
もう一度確認です。
65歳男性
主訴 左首の痛み
病院での首のレントゲンは異常なし。
問診でのお話です。
1.病院でのリハビリ(牽引や電気治療をしても)は効果がない。とのこと。
2.マッサージ屋さんにずっと通っていけど、改善しない。とのこと。
3.湿布、痛み止めの薬では時間が経つとまたすぐに痛くなる。とのこと。
4.朝起きた時に痛い。自転車・車での方向を確認の際に首の動きが特につらい。とのこと。
5.運動はウォーキングやジョギングを毎日1時間やっている。から運動不足ではない。とのこと。
6.左右の肩は動かせる。とのこと。
とおっしゃっていました。
ではこちらの気づいたことを挙げていきます。
1.レントゲンでは異常なし。と言われたけど年齢的に少し頚椎は関係してないかな?
2.筋肉に刺激(ほぐす?)を入れても効果がないみたい。
3.鎮痛効果は効果がありそうだな。
4.姿勢が影響しているのかな?(かなり猫背気味だったので)
5.上半身の運動はしてなく下半身は運動しているだな。
6.猫背だから肩関節は動かせるけど、肩甲骨はどうなのかな?
って感じで思いながら問診をしました。
その後様々な徒手検査をしました。もちろん病院にも行ってますが、それでも確認です。
ここで一つ、大きな左右の違いがありました。
左肩関節外旋の動きの可動域が取れない。左肩外旋筋の筋力が右に比べると弱い。ことがわかりました。
そこで、チューブで肩を外旋「小円筋」「棘下筋」に力を入れるようにしてもらい、首を動かしてもらいました。
引っ掛かりが少し軽減、首が動きやすい。とのこと。
ここで仮説です。
「小円筋」「棘下筋」が筋力低下によって肩甲骨が正しく安定せず、肩甲骨と頚椎に付着する「肩甲挙筋」に影響を及ぼしているのではないか?
そこでここから1週間筋肉を緩めるのではなく、外旋筋に力を入れるエクササイズを続けてもらいました。
皆様、もうわかりますよね。
1週間後ご本人から改善傾向です。とのこと。そして上半身も運動をしなくては。
と言っていました。
その方が、ブログやX(旧Twitter)に登場する男性です。
皆様はこのブログを読んでどう思いましたか?少し解剖学の専門的な筋肉の用語はありましたが、
筋肉をほぐす。緩める。マッサージや電気治療。はもちろん医療として非常に効果的な場合もあります。ですが、力を入れられる。ことがもっと重要な場合もあります。ですから、今の症状を諦めないで下さい。そして変化がないときは、違った角度でのアプローチもしてみて下さい。
鎌ケ谷道野辺整骨院・鍼灸院では
痛い・ツラいところがありながらも、運動が必要な人に運動をしてもらっている場所です。決して運動が好きな人が集まる場所ではありません。ぜひ一度、ご相談、お問い合わせして下さい。
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