首が痛い。首が向きづらい。首がひっかかる。

皆様こんにちは。

鎌ケ谷駅から徒歩5分のところにあります鎌ケ谷道野辺整骨院・鍼灸院で院長をしています。

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今回のテーマは

筋肉を緩めるのではなく、筋肉に力を入れること‼︎

です。

さて今回のお話は65歳男性左の首がずっとツラい。痛い。自転車や車で方向を確認をする際に首を動かすとつらい。という症状で来院された時のお話をします。

もう一度確認です。

65歳男性

主訴 左首の痛み

病院での首のレントゲンは異常なし。

問診でのお話です。

1.病院でのリハビリ(牽引や電気治療をしても)は効果がない。とのこと。

2.マッサージ屋さんにずっと通っていけど、改善しない。とのこと。

3.湿布、痛み止めの薬では時間が経つとまたすぐに痛くなる。とのこと。

4.朝起きた時に痛い。自転車・車での方向を確認の際に首の動きが特につらい。とのこと。

5.運動はウォーキングやジョギングを毎日1時間やっている。から運動不足ではない。とのこと。

6.左右の肩は動かせる。とのこと。

とおっしゃっていました。

ではこちらの気づいたことを挙げていきます。

1.レントゲンでは異常なし。と言われたけど年齢的に少し頚椎は関係してないかな?

2.筋肉に刺激(ほぐす?)を入れても効果がないみたい。

3.鎮痛効果は効果がありそうだな。

4.姿勢が影響しているのかな?(かなり猫背気味だったので)

5.上半身の運動はしてなく下半身は運動しているだな。

6.猫背だから肩関節は動かせるけど、肩甲骨はどうなのかな?

って感じで思いながら問診をしました。

その後様々な徒手検査をしました。もちろん病院にも行ってますが、それでも確認です。

ここで一つ、大きな左右の違いがありました。

左肩関節外旋の動きの可動域が取れない。左肩外旋筋の筋力が右に比べると弱い。ことがわかりました。

そこで、チューブで肩を外旋「小円筋」「棘下筋」に力を入れるようにしてもらい、首を動かしてもらいました。

引っ掛かりが少し軽減、首が動きやすい。とのこと。

ここで仮説です。

「小円筋」「棘下筋」が筋力低下によって肩甲骨が正しく安定せず、肩甲骨と頚椎に付着する「肩甲挙筋」に影響を及ぼしているのではないか?

そこでここから1週間筋肉を緩めるのではなく、外旋筋に力を入れるエクササイズを続けてもらいました。

皆様、もうわかりますよね。

1週間後ご本人から改善傾向です。とのこと。そして上半身も運動をしなくては。

と言っていました。

その方が、ブログやX(旧Twitter)に登場する男性です。

皆様はこのブログを読んでどう思いましたか?少し解剖学の専門的な筋肉の用語はありましたが、

筋肉をほぐす。緩める。マッサージや電気治療。はもちろん医療として非常に効果的な場合もあります。ですが、力を入れられる。ことがもっと重要な場合もあります。ですから、今の症状を諦めないで下さい。そして変化がないときは、違った角度でのアプローチもしてみて下さい。

鎌ケ谷道野辺整骨院・鍼灸院では

痛い・ツラいところがありながらも、運動が必要な人に運動をしてもらっている場所です。決して運動が好きな人が集まる場所ではありません。ぜひ一度、ご相談、お問い合わせして下さい。

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